坂井市と丸岡文化財団が主催している、「一筆啓上賞」に本校の生徒から、3人が入賞しました。住友賞は3年1組宮川慎一郎くん、佳作は1年3組加藤虎之介くんと、3年4組森石梨奈さんです。
入賞を伝える新聞記事はこちら
まず、一筆啓上賞について説明します。一筆啓上賞を主催する団体のHPには、
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
現存する天守のなかでも古い建築様式をもつ丸岡城に、この手紙文が刻まれた石碑があります。徳川家康の家臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てたこの手紙には、家を守り、家族を愛し、忠義を尽くす思いが短い文の中に簡潔に込められています。お仙とは後の丸岡城主、本多成重のことです。
一筆啓上賞は丸岡城に日本一短い手紙文があることを全国に知ってもらうとともに、活字やメールでは伝わらない本物の手紙文化の復権を目指すという目的で、全国初の手紙のコンクールとして平成五年(1993)に始まりました。(HPより:https://maruoka-fumi.jp/ippitsu.html)
今回のテーマは「笑顔」。
「笑顔」にちなんだ内容について、相手に対する気持ちを短い手紙に表現しています。
以下に3人の作品を掲載します。
3年1組宮川慎一郎
「友」へ
君は知らないだろうけど、君の笑顔に励まされている人が、知っているだけでも一人いる。
1年3組加藤虎之介
「母ちゃん」へ
俺が反抗すると「えっ!ついに反抗期?」と笑顔の母ちゃん。もう反抗する気は0(ゼロ)だよ。
3年4組森石梨奈
「犬のモカ」へ
しっぽの動きや歩き方、大きな瞳の輝き方で君の笑顔が分かってきた。散歩へ行こうか。