『電動カートで勝山を救おう』

6月26日(水)1年 総合的な学習の時間に『電動カートで勝山を救おう』と題し、講演会が開催されました。講師は、本校の学校医でもある 深谷 憲一 先生


「2025年問題」とは、日本の人口分布の中で、
●大きな人口を占める団塊世代が75歳に達し、医療・介護の必要な人が過去最大となる
●団塊ジュニア世代が50歳を過ぎ、働き盛りの人が以後減少する
●高齢者に対し、働き手の人口比率が2を割る。

⇒ 全国の2025年問題は、勝山では既に2010年で起こっている!!
⇒消滅可能性都市のひとつに勝山市も挙がっている。

また、家族間のコミュニケーション不足や、働き手が足りず職場に余裕がないなどの背景により、2025年の危機に拍車をかけている。


平泉寺地区で 一筋の光 ?!
80~90歳になっても元気なお年寄りの方が、朝市(大門市)に集まり、自分で育て収穫した野菜を販売している。平泉寺地区は、高低差や入り組んだ道が多いため、20年以上前から電動カートを利用して移動している。

⇒ 平泉寺地区のお年寄りは、活動的で元気な方が多い。またその家族は、介護の負担から解放されているのではないか。
*平泉寺地区で起きていることを勝山市全体で活用できないだろうか。

電動カートには、勝山の未来を変えることのできる要素がある。また、その電動カートを操るのは『人』。結局は『人』が動かなければ未来を掴むことはできない


1年生は、総合的な学習の時間 の授業のなかで、勝山の活性化について議論をし始めたばかりです。電動カート利用促進からのアプローチ をヒントにしながら、高校生として、若者ならではのアイデアを出し合っていきましょう。そして将来は、行動力・実践力を発揮し、まちづくりに活かしていきたいですね。