10月31日（水）、本校１年生を対象に、本県ゆかりの企業経営者等に『ふるさと先生』として授業をしていただく「夢や希望を育て未来を築く教室」が実施されました。
講師 中川 直美 氏
（元宮内庁病院看護師長 小笠原流礼法師範 鯖江市出身）
テーマ 「身につけよう！ 礼儀作法とその心」
～ 講演より ～
日本の共同体は、利益を共有することによって結ばれるのではなく、心を分かち合うことによって成り立っており、「和」の「心」こそ日本の最大の長所である。特に、礼儀作法については、相手を 大切に思う心が根底にあり、その心の表現方法として作法「形」がある。心と 形が相まって成り立っている。そして、形としての「所作」を整えることは「心」を整えることに繋がっている。
また、姿勢は心の在り方が表れ、姿勢によって顔つきや考え方も美しくなる。お辞儀 は敬意や感謝を表し、頭を下げるのではなく心を下げるのである。
講演の後半では、姿勢やお辞儀の練習を行いました。
５０分間という短い時間ではありましたが、礼儀作法と心の在り方について学ぶことができ、貴重な経験ができました。様々な場面で活かしていきましょう。
